実家の猫が旅立ちました

2016.03.31 19:38|日記
ごめんなさいっ!
つらつら書いたらすっごい長文になってしまいました!!(>_<)
読んでいただけるなら、どうかどうかお時間のある時に・・・。

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昨年の秋に慢性腎不全の診断がおりて、今月5日にCTによる精密検査で膀胱ガンが見つかった実家の猫。
厳しい状況ながらそれでもまだ少しは時間が残されているだろうし、私が看取った子達の経験から姉にアドバイス出来ることも今後あるだろうなと、のんきに構えていた矢先でした。

実家で飼っている猫が、29日の朝に亡くなりました。
急変という言葉が合っているのかどうかわかりませんが、姉から見ればそうだった模様です。
3月になってから1回分のオシッコの量はだんだんと減っていたようでしたが、それでも1日の全体量を見てみると以前とほぼ変わらない程度。
オシッコを溜めることが出来なくなっていたせいか頻繁にトイレに行き、それで1回分が量が少なかったのではないかな・・と思います。
亡くなる数日前まで排尿があり、痛がったりしている様子はありませんでした。

姉が急変と思った理由はこうです。
19日の診察を終えた夕方から突然吐き始め(数日前からたまに吐くことがあったそうですが)それは1時間おきという激しさで丸1日ほど続いたと聞きました。
こういうタイミングだと姉が当日の医師の処置を疑ってしまうのは人情かなと思うのですが、明細を見せてもらったところいつもの皮下点滴と胃の粘膜保護のための普通の液薬を処方されていただけでした。
気性の激しい子だったので補液や通院そのものをかなり嫌がっていて姉も悩んでいたようですが、高齢による慢性腎不全だけなら「神様が決めた寿命のようなもの」と捉えて病院には行かず自然に任せるのもアリかなと思うのですが、膀胱にガンがあるのなら、膀胱にオシッコを長時間溜めているよりどんどん流して行ったほうがいいのではないかと思い、姉には継続をすすめておりました。
しかし負担にならないように、この日の診察前に「通常の量よりも少なめにしてもらったほうがいいかもよ?」と姉にメールをしたところでした。
医師もその意見を尊重してくださって、この日は少ない量での補液だったと聞きました。
つまりこの日の処置とは関係なしに激しい嘔吐が始まったということなのでしょう。

ミロクのように病院が苦にならない子であれば私が週に何度か連れて行き、もっと出来ることはあったかも知れません。。

とにかくこの日を境にして、何も口にしなくなったそうです。

姉からの「お水の容器の前で座り込んで15分くらいボーッとしている」とのメールを受けて、慌てて実家に行ったのが24日の木曜日でした。
お水の容器に顔を近づけて、でもお水を飲むわけでもなく水面に顔を映したままボーッとする・・最期が近づくとどの子もそうだったので、姉からこのメールをもらった時「えええ? ついこの前は元気あったよね!? なんで急にそんなことになってるわけ!?」と、ものすごく慌てました。

私がその子をゆっくりと撫でたのはこの日が最初で最後になりました。
(母と姉以外は、本気で威嚇したり噛み付く子だったので手が出せなかったのです)

痩せてしまって・・と姉は言いましたが、太っていた頃から見れば痩せてしまったという程度で、見た目は普通の猫の体格です。
これまで見て来た子達は最後は骨が浮き上がるほど痩せてしまって、だんだん小さくなってフッと消えるように旅立っていく姿だったので、こんなムッチリ太っている子がなんでこんな状態になってるのか、それとも一時的に体調を崩しているだけなのか、ひょっとしたら静脈点滴して栄養剤やら吐き気止めをしてもらったら持ち直す可能性だってあるんじゃないか・・等々、姉も私も混乱しました。

何をしてあげればいいのか、何を選択すればいいのか・・。

その子にとっての最後の医師、それはたぶん飼い主なのだろうと思います。

話が逸れてしまいますが、今もしっかりと心に刻んでいる獣医師の言葉があります。
20年お世話になり、時に厳しいその言葉に反発しながらも、猫を飼うのが初めてだった私に猫飼いの基本を叩き込んで、看取りの指導をしてくださった恩人の先生です。
それは17歳になる子が皮膚ガンを発症した時のこと。
大柄な子で体重は7キロ。腎臓も肝臓もこの年齢とは通常有り得ないほど良好。手術に耐えられる可能性は高いです、どうしますか、寿命をとるかガンをとるか(手術をするかしないか)Yさん選んでください。
「・・・そ、そんなことを言われても・・・」
2週間考えても答えが出ませんでした。
グズグズと迷っている私に、いつものようにキッパリした口調で獣医師が言いました。
「Yさん、どちらを選んでもいいんです。
どちらも正解なんです。
我々獣医師はただ提案しかできません、今後の方針を決めるのはYさんです。
飼い主さんが決めた治療がその子にとって一番良い治療なんです。
気になるでしょうがネットなんか一生懸命見ても同じですよ。それはよその子の話です。
自分の子のことは自分の意志で決めるべきです。堂々と選んでください。
でも一度決めたら後悔しないでください。
飼い主さんが後悔したらさんちゃん(当時の猫)がかわいそうじゃありませんか」

…そんなこと言ってるから先生儲からないんっすよ…と心の中で泣き笑いしながら、この時に大きく吹っ切れたものがありました。
結果的に手術をしなかったので大きくなった腫瘍が自壊したり、その後いろいろありました。
獣医師の言っていた通り半端ない体力の持ち主であったその子は、それから1年半生きて最後の半年間は完全な寝たきり状態になり介護生活にひどく消耗しましたが、点滴のために病院に行くたび私が気落ちしないよういつも元気づけてくれました。

そう、最期の選択はやっぱり自分がいいと思ったほうを選ぶべきなのです。
何よりもその子のために。

病院に「なんとかしてください」と丸投げしたあげく、亡くなったあとでクレームをつける飼い主さんもいるようですが、それは違うなあと思います。
私はこういう看取り方をしたい、こういう治療をしてあげたい、こういうことはやってあげたくない、それは飼い主として動物に代わってハッキリ伝えるべきだし(素人考えで恥をかくこともありますけど…)、飼い主側の希望に回答もなく病院の経営優先の治療で押し切ろうとするなら、文句を言ってないでさっさと見切ることも必要なんじゃないかと思ったりしています。
病院もビジネスですから無理もないですし、大きな病院なら勤務医にノルマなど課している場合あるかも?ですから一概には言えないかも知れませんが。。

・・あれ、話がかなり逸れました。

見た目に変わりはなくても、実家のその子の目はすでにここではない遠くを見て、もう引き止められないように感じました。
姉はこの時点では病院に不信感を持っていましたし(ガンが広がっている状況の子に出来ることは限られているので、私は仕方ないと思うのですが)これ以上の通院はやめてこのまま過ごさせると決めたようでした。

それから5日後の朝、穏やかに旅立っていきました。

私は実は、あの子は最期の数日ちょっと苦しむのではないだろうかと思っていたので、眠るように穏やかだったと聞いてとてもとても救われました。。

実家の子に温かいコメントを頂いてありがとうございました<(_ _)>
ご報告が遅れてしまいました。。
彼は頑張って生きました。
猫という動物の素晴らしさ、気高さを、この最期の姿に一番強く感じます。
猫の飼い主でいて良かったと思う瞬間です。


長文ですみません!
読み直していないので誤変換・脱字お許しください〜。
元来長文書きなので(昔、作家を志して文芸活動していたのです)いまの時代に合わせてブログは出来るだけ短文で・・と思うのですが、気を抜くとだらだらと何時間でも書いていられるタチで困ります。

あっ!私の怪我はヒザの骨には異常がなかったのですが、ぶつけた衝撃で皮膚が凹んでいると言うか、えぐれてしまっていて、ヒザを曲げ伸ばしすると痛みます・・(-_-; )
傷なので一週間もあればなんとかなるんじゃないかと(笑
でも、木曜日のレスキュー部屋のお当番はお休みさせてもらいました。
明日は中之島、行きますっ!
動けます!よろしくお願いします〜。
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コメント

No title

実家のねこさん、急でしたね… 残念です。
安らかにお休みください。
お母さまやお姉さまもお寂しいですね、
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私はまだねこさんとの暮らしが5年弱なので
亡くなるという経験もないし
大きな病気でずっと闘病というのもないです。
が、今年に入ってマックくん他ブログのねこさんが
急に亡くなるという事が続いて…
ショックでした。
いつかは、必ずやってくる、頭では分かってても
まだ若いし、ちゃんと考えてなかったし、
向き合ってなかった。

この間からずっとそんなんでもやもやしてました。
そんな中、ねこさんのために何かできないだろうかと考えて
『大阪ねこの会』の定期集会にも行ったりしました。
でも…
今日のジャスパーさんの記事読んで
まずは目の前のうちの子たちをちゃんと見なきゃ、
そして毎日を今日を大事に過ごしていこう、て
ちょっと落ち着きました。
ありがとうございます。

コメントなのに長文になってしまってすみません(汗)
膝は酷いことになってなくて良かったです。
大事にしてくださいね。

No title

ご実家の猫ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


口の利けない彼らと暮らしていて、その様な事態になった時・・・
どうしていいのか悩むのは人間の永遠の課題ですよね。
何をしても、どう手を尽くしても・・・・
もっと他に方法があったはず・・・
と言う後悔の念は何時も残ります。
その先生の仰る“あなたが決めてあげてください”に尽きるような気がします。
そう、その子のために。

ご実家の猫ちゃんが、安らかに旅立たれた事がみなさまの心の救いになればと思うばかりでございます。

No title

追記

忘れていました(笑

ジャスパーさんの足んよが重症でなくてよかったですw

ゆっくり養生してくださいねww

No title

よしよしさん

せっかく応援していただいたのに、1ヶ月も経たないうちにこんなご報告となってしまい申し訳ありません…<(_ _)>
お心遣い心から感謝いたします。ありがとうございます!!


ほんとですね・・まずは目の前のうちの子、ですよね。
私も、自分の時間や体力をなげうって最前線で活動している方々のお話を聞いたり読んだりすると、思わず「おおー!私ものんびりしている場合じゃないよね!?」と焦るような気持ちになってしまう時があります (;゚w゚A

直接現場に出るだけがボランティアではないですし、ボランティアさんの活動を支えるボランティアさんもたくさんいますし、自宅で出来ることもきっと沢山あると思うんです〜。
よしよしさんのスタイルに合ったもの、楽しく出来ることが見つかるといいですね(∗ˊωˋ∗)

お陰さまでヒザはなんとかなりそうです!
友人から優れもののサポーターをもらって、かなり楽に動けるようになりました。
ヒザ、大事ですね・・。
猫のお世話もままならなくて・・反省しています(>_<)

No title

カニバケツさん

ありがとうございます〜〜。
カニバケツさんにお祈りして頂いたのに、私がいろいろ至りませんでした。。

もっと何か出来たはずだ、方法があったはず・・・って、いつも私も思うんです。
亡くなってずいぶん時間が経ったあとでも。
ふとしたことで思い出し、今も泣いてしまうことがあります。

でも、その時に起きたすべてのことは
言葉は交わせないけれど、私とその子の間でその時ちゃんと話し合って決めたことなのかも知れないなぁ・・と今では思うようになりました。
だから後悔するのやめようって思うんですけど、
そうは言ってもなかなか越えられない悲しさもありますね・・(つД`)

私のヒザ、曲げたりするとまだ痛みますが、一週間でかなり良くなりました!
ありがとうございます〜。
カニバケツさんも物資搬入で重たいもの持ったりして、いつもとっても重労働だと思いますから、くれぐれもお怪我には気をつけてくださいね!
猫トイレの掃除、できなくなっちゃいますからw
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