4度目の診察でした

2015.08.20 19:49|日記
昨日はミロクちゃん、病院でした。

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4回目のレントゲンになります。
肺の状態は初回よりずいぶん綺麗になっているとのこと。
ただ、問題になっている胸部については変わりありません。

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肺水腫やリンパ腫の可能性は現段階ではほとんどないそうです。
ただ、黄色い矢印で囲んだ空気溜まり、これは縦隔に溜まっている可能性もあると指摘がありました。
原因はさまざまあるようですし、交通事故や落下、虐待などで胸を強打するといった外傷に由来することもあるのだそうです。
平たく言えば、気道や肺に穴が空いたとかそういうことみたいなんですが。。

「レントゲンでは得られる情報が少なすぎます。かといってエコーでも同程度の情報しか期待できません(腫瘤などと違って空気溜まりをみるのは難しいという意味で)、CTなら確実ですが飼い主さんが不安を持っている以上、私達はおすすめすることは出来ませんし、(おそらく押し上げられて)狭くなっている気道とこの肺の状態を見れば麻酔を躊躇するお気持ちはわかります。じれったいかも知れませんがお薬の分量をかえていろいろ試しながら今はこの子の肺を探って行くしかありません。こればかりに気をとられて、実は他に疾患があるという可能性もありますから」

獣医師はこう言って、続けてさらに

「この子はこれを持って生きて来たのでしょうから、この先も付き合って行くことになるでしょう。これがこの先どうなるかは私にもわかりません。ある日破裂して呼吸不全になり突然死することも考えられますし、自然に消滅するかも知れません、申し訳ありませんが私にもよくわかりません」と、正直に「わかりません」を連呼されました。

実はお恥ずかしいことに、私は心の半分で「ダラダラと診療の引き延ばしをやって稼いでるんじゃないか?」くらいに思っていたのです。
お当番仲間のWさんにも良い病院はないですかと、先週聞いたばかり。
教えて頂いた病院に変えようかなと思っていたくらいです。

・・でもそうです、確かにそうです。
一般状態も良く、血液検査も良好、これといった症状のないミロクちゃんの、レントゲン写真だけでわかることは少ないのです。。

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私自身の話になりますが、子宮体ガンの経験した時、あまりにも早期の発見だったせいか毎回ガン細胞が出たり消えたりで、内膜を全掻爬して丸ごと検査したり、MRIをとったり、組織検査に何度もかけたり・・そういったことを半年繰り返しました。
「疑わしきはクロ。全摘出して検査しないと!」と手術をすすめる担当医と、「子宮も卵巣も全摘して結局ガンじゃなかったらどうしてくれるんですか」と言い返す私。かなり攻防を繰り広げました。
(結局手術したのですが、ガンの0期のようなものでした…がん保険がきかなかった…)
ミロクちゃんに何か症状があれば別かも知れませんが、レントゲンだけで「これは何?どこに出来てるんですか?」というのを期待するのは無理な話なのでしょう。。

この日獣医師と話していて、恥ずかしいなと思ったもうひとつはCTのことです。
「すぐにCTすすめるなんて、なんたる儲け主義!」と感じていましたが、実はここの病院にはCTがなく(ずっと勘違いしてました…)、たんに紹介状を書くだけのことだったのです。
その検査結果を元に治療を引き継ぐという予定だったそう。

「こうやって経過を見て行くといった地味な方法ですが、そうこうしているうちにCTが軽く1回は出来るくらいの額になってしまいます。飼い主さんや猫ちゃんの労力も大変かと思います。でも今これしか出来ません。ミロクちゃんに出来ることは、ストレスのない環境で暮らして、食事や風邪などに気をつけることといったごく一般的なことくらいです。あとは定期的に検査の継続をお願いします」

とまあ、私の邪悪な心を見透かしたような(笑)ものすごく丁寧なお話をして頂きました。

この日は水曜日だったので本来は休診日なのですが、「水曜日は当院の患者様に限り予約診療を受けます」という決まりになっています。そのため30分枠でゆっくりと話が出来る日だったからかも知れません。

今、余っている薬を飲み切り、薬なしの状態で一週間経ったら再度検査とのことでした。
これで「肺が汚れていなければ」(先生の表現です)投薬を終了し、シャンプー療法の指示になると思います。

シャンプーまでの道のりが長い、長いよ・・ (;゚w゚A
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コメント

お疲れさまです!

病院の先生、とても丁寧ですね
CTの機械はとても高いので普通の病院では置いてないですよね

それにしても
ジャスパーさんの根気にびっくり!!

けっこう、私は大雑把なので
ある程度検査したらもういいやって
独断でいろいろやってしまいます^^;

たぶんシャンプーとかもしてしまって
ミロクが今頃危ない状態になっていたかも・・と思うと
自分の性格を猛省いたしました

問題はCTで原因がわかったとして
治療法があるかどうかってことかなあ
原因がわかっても治療できないんだったら
意味がないかなあとも思います

お世話かけます。すみません。
よろしくお願いします。

隊長さんこそ、お疲れさまです〜。

今回とっても丁寧に話して頂いたんですが、たぶん私の顔がこんなふうに (▼皿▼メ) なっていたんだと思います・・。

CTがあるんだと勝手に思い込んで、ぼったくり診療だと邪推してたこと反省しましたです。
CT、当然高いですよね。そりゃそうですよね・・。

私も最初はミロクちゃんを「家に連れて帰ってからシャンプーします♪」ぐらいのノリだったんで、隊長さんのことは言えませぬ。
あんなの、レントゲン撮らなきゃわからないですし。

私も大雑把なほうで、病院もいかずに「ドルバロンでも塗っとこか〜」で終わらせたりもするんですが、さすがに今回のミロクちゃんの皮膚は素人判断抜きで慎重にやらんと・・と思ってます。
うちは数が少ないからある程度根気出せますけど、隊長さんとこみたいに50匹とかだったら絶対ムリ〜!!(笑

肺の件、先生は具体的な治療方法は提示されませんでしたが、やはり外科手術になるんでしょうかねぇ。。
他の病院の医師の意見も聞いてみたいなあと思うところですが、それも今後の経過次第といった感じでしょうか。

ひと夏くらいで治ればいいなと簡単に思ってたんですが、長期の預かり、もしくはこのままミロクちゃんを里子にお迎え出来たら嬉しいなと思うんですが、そんなこんなのお話もまたお会い出来た時に〜!
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